令和元年度 第2回緑の教室が5月18日(土)県立図書館で開催されました。
講師に山梨環境カウンセラー協会事務局の城野仁志先生を迎え「地球温暖化と緑の果たす役割」
について学びました。

第2回5月18日

冒頭、1992年・地球環境サミット(ブラジル)での、12歳の少女(セヴァン・スズキ)の伝説的スピーチの動画を観ました。今を生きる大人たちが、子や孫のために何をしてあげなければならないか?
感動的なスピーチでした。

地球温暖化はどんな仕組みで起こるのか?
平均気温の推移・・・・山梨県の平均気温は、この50年間で約2度上昇しています。
温暖化が進んでくると
●ブナ林や亜高山帯・亜寒帯の針葉樹林の分布適地が減少する。
●2100年までに地球の平均気温が3~4℃上昇する場合、日本では気候帯が4~5㎞/年のスピードで北上するという報告があります。
●温暖化により、強い熱帯低気圧は今後も増加することが予測されており、その結果、激しい風雨により沿岸線での被害が増加する可能性がある。
●猛暑日や熱帯夜が大幅に増える。熱波により、熱中症患者が増加し、デング熱や日本脳炎が発生する可能性が高まる。
●沿岸域では海面上昇に高潮が重なることによる被害拡大、海面上昇による海岸浸食や砂浜の消失等が予測される。

今のうちに対策を講じなくては?