第24回緑の教室が11月5日(日)金川の森(笛吹市)で開催されました。
講師に、博士(造園学)であり樹木医でもある大塚広夫先生を迎え、樹木観察会を行いました。
紅葉で色づく金川の森(どんぐりの森)を散策しながら、クヌギ・テーダマツ・ニシキギ・トウカエデ・カツラ等、18種類の樹木を中心に大塚先生から、その木の特徴等、お話を伺いました。
観察途中で、ナラ枯れの症状が出ているコナラを発見しました。
大量のフラスが根元に積り、カシノナガキクイムシの侵入孔も確認できました。(樹木医2名確認)
ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシという昆虫のナラ菌(病原菌)により樹木が枯死する樹木の伝染病です。本県では、令和元年10月に初めて、峡南地域や富士東部地域で確認され、今も広がりつつある病気です。
早期発見、徹底的な防除が必要な病気です。
参加者は「ナラ枯れの症状を見る」という貴重な体験をしました。