第20回緑の教室 10月5日(土) 甲府市の武田の杜で開催
講師に、三角山工房の末木美那先生を迎え、草木染め教室を行いました。
講師の末木美那先生は多摩美術大学卒業後、沖縄西表島の紅露工房で研修され、環境と共にある染色文化を学ばれた方です。この日はバンダナと手拭いに、タマネギの茶色の皮を使って草木染めを行ないました。
手順とすると
❶玉ネギ(茶色の皮)を使い染液を作る(先生が作っておいてくれました)
❷布に、輪ゴム・割り箸・ビー玉などを使い模様を作る
(どんな模様に仕上がるか想像しながら)
❸お湯に浸し気泡をぬく。
❹染液に入れ布を染める。
❺焙煎(ミョウバン)して染めた色を取れにくくする。
❻(❹と❺をもう一度繰り返す)
❼水洗いして、輪ゴムや割り箸を取って干す。
※❹から❻の工程の後にはにはそれぞれ水洗いが入ります。
草木染めでは、自然の植物を利用するため環境に優しいといった利点があります。自然のものを使用するため、花などの植物と触れ合う機会が増えることは草木染めならではの魅力です。
玉ネギを使った草木染め。
綺麗な黄色の染まりに皆さん満足していました。