第20回緑の教室が10月15日(日)甲府市の武田の杜で開催されました。講師に、三角山工房の末木美那先生を迎え、草木染め教室を行いました。

「草木染め教室」今年度新たに取り入れた講座です。講師の末木美那先生は多摩美術大学卒業後、沖縄西表島の紅露工房で研修され、環境と共にある染色文化を学ばれた方です。この日は参加者の方にバンダナか手拭いどちらかを選んでもらい草木染めを行ないました。

 

自然の植物や野菜などを使って生地を染める「草木染め」、今回はクリを使い染めを行いました。まずは輪ゴムやビー玉を使い生地に模様付けをしました。次にお湯で生地を洗い、染液に付けてこれをしぼり、媒染液に20分ほどつけて、模様付けで使った輪ゴムを取って水で生地を洗って仕上げました。

 

草木染めでは、自然の植物を利用するため環境に優しいといった利点があります。自然のものを使用するため、花などの植物と触れ合う機会が増えることは草木染めならではの魅力です。参加者の皆さんは綺麗な仕上がりに満足しておられたようで、「また草木染め教室を開催して下さい」との声が多くあがっていました。