第23回緑の教室 10月27日(日)武田の杜(甲府市)で開催
講師に武田の杜所長・村山力先生を迎え、どんぐりについて学びました。
昨年度まで県で実施していました「やまなしどんぐりクラブ育成事業」を、本年度は業務委託されております「令和6年度緑の普及啓発事業」の一環として緑の相談所で実施しております。今回の「親子どんぐり教室」は緑の教室としては初めて年間計画に組み込んだ講座です。
この日は、5家族14名の皆さんが参加してくれました。
まずは、講師の村山力先生を先頭に武田の杜の虹の小道(外周コース)を歩きながら、沿道にあるコナラやクヌギの木の下で、どんぐり拾いをしました。
「今年はどんぐりが少ない」という声をよく聞きます。武田の杜でも探すのに苦労するほど、どんぐりは少なかったです。
途中、ナラ枯れのコナラに遭遇しました。ナラ枯れの原因であるカシノナガキクイムシについても先生から説明がありました。木の根元にある大量のフラス(細かい木屑)も確認できました。
教室に戻ってからは、村山先生から代表的なコナラ・クヌギ・シラカシの木の特徴やどんぐりの特徴について話を聞きました。
村山先生が1週間前にどんぐりを土に植えこんでおいてくれました。みんなで発根状態を観察したら、0.5~2.0㎝程度の根が出ていました。(早いものです)
この日参加してくれた子ども6名が「やまなしどんぐりクラブ」に登録してくれました。