第5回緑の教室が5月30日(木)北杜市の萌木の村で開催されました。
講師にガーデンデザイナーのポール・スミザー先生を迎え、ナチュラルガーデンを散策しながら多種多様な植物等について学びました。
毎回すぐに定員に達してしまう人気の講座で、県外からの参加者も何人かいらっしゃいました。

標高1,200mの澄んだ空気と青空のもと、9時30分ナチュラルガーデンウォークは始まりました。

施設内森の遊歩道を散策しながら、ギボウシ・ハマナス・スモークツリー・山ザクラ等々、ガーデン内の数々の植物について学びました。キボウシは茹でて食べるとおいしいそうです。キボウシが食べれるとは知らなかったので驚きました。また、ナチュラルガーデン・生き物をよぶ庭の作り方・土壌の微生物のネットワーク等についてのお話もうかがいました。人工的な肥料を入れなくても、自然の中にいる菌類やバクテリアが植物を育て、育った植物がまた朽ちて土の戻っていく。そこへ鳥たちが種を落とし、また新しい木々が育ち森が続く。虫たちが受粉を手伝い、害虫も食べてくれるなど、自然の循環のなかに特別な人の手は必要ないとのお話も勉強になりました。

10月には、緑の教室「秋の萌木の村ナチュラルガーデンウォーク」が予定されています。秋の教室のご参加もお待ちしております。

なお、この日の参加者には、ポール先生の直筆サイン入りの冊子「自然の韻(うた)が聞こえる庭 ナチュラルガーデンってなに?」と花の種がプレゼントされました