今日は先月紹介しました片翼のないメジロさん、その後についてです。
右の翼が丸ごと無く、ビニール紐など人工物の巣材に絡まって取れてしまったと思われる子でした。

鳥獣センターに運ばれて来た時、傷自体はほぼふさがっていました。
その後は目立った出血もなく、ケガでの体調不良はなさそうです。

しかし片翼のため飛行はできず、体のバランスもとりづらい様子。
こういう子はすぐに溺れる危険があるため、お皿で水をあげないのがセオリー。
しかしどうしても水浴びがしたいらしく、エサ皿にたまった果物の汁を無理やり浴びてベトベトに!!
仕方がないので極薄のお皿に水を入れ、見守りつつキレイになってもらいました。
ひやひやする職員を尻目に念願の水浴びでご満悦です・・・(苦笑)

鳥獣センターに運ばれて来た子の中には、このメジロさんのように自然復帰が見込めない個体もいます。
基本的にセンターで終生飼育となりますが、動物園に譲渡したり、条件の合う一般の方に里親に出すことがあります。

一般の方が里親になる場合、鳥獣センターでのボランティア経験が必要となりますので、
ご興味のある方はこの投稿に添付のボランティア募集画像をご確認のうえ、下記のメールアドレスまでご連絡ください。

鳥獣センター mail:tyoujuu@y-zouen.jp

※この子は現在バックヤードの非公開ゾーンで生活中です。負担軽減のため、見学・取材をお断りしております。
ご了承ください。

16458_0ボランティア募集チラシ 表ボランティア募集チラシ 裏