武田の杜森林セラピー基地
森林セラピー基地
森林医学の観点からリラックス効果を有し、かつ関連施設等の整備が一定水準以上であることを認証機関により認定された森林で、全国62か所の森が認定されています(平成28年8月現在)。山梨県内では、山梨市の「西沢渓谷」に次いで平成25年3月に武田の杜保健休養林「健康の森」が森林セラピー基地として認定されました。
科学的根拠に基づく森林セラピー
森の中を散歩するとリラックス効果が得られます。森林に精神的な安定を求める行為を「森林浴」といい、私たちは昔から森林浴に親しんできました。
森林セラピーは、この森林浴の効果を森林医学の立場から科学的に解明し、専門ガイド指導のもと医学的な根拠に裏付けされた森林浴効果を目指すものです。
「健康の森」内における座観や歩行といった活動が、リラックス効果をもたらすことが科学的に実証されています。
例えば、「健康の森」と甲府市内の市街区域において参加者の脈拍数を比較すると、座観と歩行のいずれについても市街区域よりも「健康の森」のほうが少なくなり、生理的にリラックスした状態であることが認められています。
五感でとらえる森のパワー
森林セラピーのリラックス効果は、森林が人間の五感を刺激することによって明確になります。
五感には、視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚があり、それぞれの感覚が森林により刺激を受けます。
感覚 | 森の要素 |
---|---|
視覚 | 明るさ、色彩、空の範囲、木漏れ日 |
嗅覚 | 香りの種類、強さ、好ましさ |
聴覚 | 音の大きさ、擦れ音、鳥のさえずり |
触覚 | 木の肌触り、歩行時の足裏感覚、風 |
味覚 | 木の実、葉、山菜、キノコ |
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