武田の杜 山梨県甲府市 豊かな自然の中でキャンプ・森林浴

鳥獣センター
鳥獣センター

鳥獣センター

鳥獣センター スタッフ日記へ

鳥獣センターは甲府市内の北西部観光地、昇仙峡へ市内のルートから行く途中、麓のところにあります。
すぐ裏側は山になっていることもあり、四季折々には多くの野鳥を見ることができます。

436個体の鳥獣の標本や図書、資料、録音テープ、生態写真や観察保護施設があります。
減少しつつある彼等の生態とその価値を学び、鳥獣愛護の心と普及を図ることを目指す施設です。

鳥獣保護を中心に傷病鳥獣の保護体験教室や鳥獣保護ボランティアの研修、中学生や高校生の職場体験学習、野生鳥獣写真コンクール等も開催しています。

野生鳥獣写真展示会
野生鳥獣写真展示会
開館時間 9:00~17:00
休館日 毎週月曜日(7月~8月は除く)
休日の翌日(7月~8月は除く)
1月1日~1月3日、12月29日~31日
入館料 無料
住所 甲府市和田町3004-1
電話・ファックス 055-252-9161
E-mail tyoujuu●y-zouen.jp

※上の●部分を@に変更してください。

保護した鳥獣の扱いについてのお願い

武田の杜 鳥獣センターは、人為的な理由でケガや衰弱した野生鳥獣の救護が出来るよう工夫されています。
ここには、救護室やリハビリ用ケージなどがあり、屋外の檻で飼育されている鳥獣を観察することもできます。

リハビリテーションにより、元気になった鳥類や獣類は、再び野や山などに帰ります。


※次のものは保護対象にしていません⇒カラス、カワウ、ニワトリやレースバト、ハクビシン、ニホンザル、二ホンジカ、イノシシ、ペット等、人の手で飼われていた動物、外来種

ヒナは拾わないでください

ヒナの持ち帰りはダメ。

「ヒナの持ち帰り」とは、なんらかの原因で巣にいるヒナが巣から落ちたり、巣立ちしたヒナがうまく飛べずに地面に落下した場合、人間がヒナを拾い、家に持ち帰ってしまうことを意味します。
そしてそのほとんどが鳥獣センターに持ち込まれます。

こちらでは、できるだけヒナを持ち帰らないようにお願いしています。
私たち人間が直接、野鳥に接するためには、いろいろな注意が必要です。

「巣から落ちたヒナは巣へ戻す」「代わりの巣をかける」また、「巣立ちしたヒナが地面に落ちていたら、ヒナを近くの木に止まらせる」といったごく簡単なことをお願いしています。
巣立ちしたばかりのヒナは、必ず親鳥が近くにいて、餌を与えにきます。
「ヒナの持ち帰り」をする方は、善意の気持ちがほとんどですが、なかには巣の中にヒナがいる状態で巣ごと持ってこられるといった残念なケースもあります。
小鳥の場合、巣の中にヒナがいる状態なら2~3週間もあれば巣立ちます。
つまり、その期間様子を見守ってもらえれば、ヒナ達は何事もなく巣立ちをしていくのです。

また本来、法律上許可なく鳥のヒナや卵を捕まえることは違法になります。

いろいろなケースが考えられますので、お気軽に、武田の杜 鳥獣センターにご連絡ください。
職員が適切な対処法をお伝えいたします。

親鳥の世話が一番

搬入されるヒナの中には、救護した方が数日間も飼育して手に負えなくなり持ち込まれるケースがあります。

野鳥はペットではありません。

「かわいそうだ」と人間に飼育されたヒナは、自然の中に戻すことが極めて困難になります。
人間が親鳥のようにうまく自然界で生き抜く術を教えることは、至難の術なのです。
ヒナの世話は親鳥が一番。

いろいろなケースが考えられますので、お気軽に武田の杜 鳥獣センターにご連絡いただければと思います。
職員が適切な対処法をお教えいたします。

野生鳥獣保護活動の記録

ムササビ
ムササビ
オオタカ放鳥
オオタカ放鳥
オオタカ放鳥

保護依頼件数も、5月、6月、7月の繁殖期に年間の50%を超える件数になります。
1ヶ月で100個体を超える年もあり、ヒナや幼獣の世話と問い合わせに追われています。

職場体験・実習インターンシップ等の施設利用について

鳥獣センターで実習・インターンシップ等を行いたい方は依頼文を提出していただく必要があります。

以下のひな形を参考にして下記のFAXかE-mailで鳥獣センターに提出してください。

FAX 055-252-9161
E-mail tyoujuu●y-zouen.jp
※上の●部分を@に変更してください。

また、山梨県にも施設利用申請を行う必要があります。(5名以上での利用の場合
以下のサイトからファイルをダウンロードして山梨県中北林務環境事務所県有林課に提出をお願いいたします。
山梨県/行為許可申請書

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