鳥獣センター ℡055-252-9161
鳥獣センターは甲府市内の北西部観光地、昇仙峡へ市内のルートから行く途中、麓のところにあります。
すぐ裏側は山になっていることもあって、四季折々には多くの野鳥を見ることができます。
436個体の鳥獣の標本や図書、資料、絵画、録音テープ、生態写真や観察保護施設があります。
減少しつつある彼等の生態とその価値を学び、鳥獣愛護の心の普及を図ることをねらいにした施設です。
【展示物の一例】:イヌワシの標本(日本に存在する20個の個体の内2個体)/オオワシの標本
鳥獣センターブログ 武田の杜(鳥獣センター日誌)
※ページ下部にございます。
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鳥獣保護を中心に傷病鳥獣の保護体験教室や鳥獣保護ボランティアの研修、中学生や高校生の職場体験学習、野生鳥獣写真コンクール等も開催しています。
野生鳥獣写真展示会
開館時間 | 9:00~17:00 |
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休館日 | 毎週月曜日(7月~8月は除く) 休日の翌日(7月~8月は除く) 1月1日~1月3日、12月29日~31日 |
入館料 | 無料 |
住所 | 甲府市和田町3004-1 |
電話 | 055-252-9161 |
ファックス | 055-252-9161 |
保護なされた鳥獣の扱いについてのお願い
山梨県武田の杜「鳥獣センター」は、ケガや衰弱した野生鳥獣の救護が出来るよう工夫されています。
ここには、救護室や野化訓練室などがあり、猛禽類や水鳥・陸鳥類・獣類に区分されて看護飼育されており、観察することもできます。
リハビリテーションにより、元気になった鳥類や獣類は、再び野や山などに帰ります。
※次のものは対象にしていません⇒カラス、カワウ、ニワトリやレースバト、ハクビシン、ニホンザル、二ホンジカ、イノシシ、ペット等、人の手で飼われていた動物、外来種
ヒナは拾わないでください
ヒナの持ち帰りはダメ。
「ヒナの持ち帰り」とは、なんらかの原因で巣にいるヒナが巣から落ちたり、巣立ちしたヒナがうまく飛べずに地面に落下した場合、人間がヒナを拾い、家に持ち帰ってしまうことを意味します。
そしてそのほとんどが鳥獣センターに持ち込まれます。
こちらでは、できるだけ雛を持ち帰らないようにお願いしています。
私たち人間が直接、野鳥に接するためには、いろいろな注意が必要です。
「巣から落ちた雛は巣へ戻す」また、「巣立ちしたヒナが地面に落ちていたら、雛を近くの木に止まらせる」といったごく簡単なことをお願いしています。
巣立ちしたばかりの雛は、必ず親鳥が近くにいて、餌を与えにきます。
親鳥の世話が一番
搬入されるヒナの中には、救護した方が数日間も飼育して手に負えなくなり持ち込まれるケースがあります。
野鳥はペットではありません。
「かわいそうだ」と飼育されたヒナは、自然の中に戻すことはできません。
人間が親鳥のようにうまく自然界で生き抜く術を教えることは、至難の術なのです。
ヒナの世話は親鳥が一番。
「ヒナの持ち帰り」をする方は、善意の気持ちがほとんどですが、なかには巣の中にヒナがいる状態で巣ごと持ってこられるといった残念なケースもあります。
小鳥の場合、巣の中にヒナがいる状態なら2~3週間もあれば巣立ちます。
つまり、その期間様子を見守ってもらえれば、ヒナ達は何事もなく巣立ちしていくのです。
また本来、法律上許可なく鳥のヒナや卵を捕まえることはできません。
いろいろなケースが考えられますので、お気軽に武田の杜 鳥獣センターにご連絡いただければと思います。
職員が適切な対処法をお教えいたします。
アオバズク
キツネ
野生鳥獣保護活動の記録
ムササビ
県民の方々から保護を依頼される傷病鳥獣の件数
平成31年度 | 鳥類47種297個体 | 獣類8種30個体 |
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令和2年度 | 鳥類50種295個体 | 獣類6種33個体 |
令和3年度 | 鳥類50種219個体 | 獣類11種56個体 |
令和4年度 | 鳥類34種192個体 | 獣類6種38個体 |
令和5年度 | 鳥類38種179個体 | 獣類5種21個体 |
保護依頼件数も、5月、6月、7月の繁殖期に年間の50%を超える件数になります。
1ヶ月で100個体を超える年もあり、ヒナや幼獣の世話と問い合わせに追われています。
実習インターンシップについて
鳥獣センターで実習・インターンシップ等を行いたい方は依頼文を提出していただく必要があります。
以下のひな形を参考にして鳥獣センターに提出してください。