緑の相談所 (旧山梨県緑化センター)

第2回  巨樹名木学習講座を開催しました

第2回  巨樹名木学習講座を開催しました

令和8年度「巨樹名木学習講座」の第2回を7月5(土)に開催しました。

講師の緑の相談所樹木医、角田信夫先生から樹木の特徴・過去の保護対策・現況の樹勢等に

ついて指導いただきました。

 

❶湯島の大スギ(早川町):県指定天然記念物

※早川町湯島1048

樹齢推定1200年 幹周11.1m 高さ45.0m 山王神社所有 傾斜地に立っているので幹周は上の対平らな所、実際はもっと太い、案内板によれば天平勝宝年間(749~57)に、里人が紀州熊野から持ち帰った杉苗を植えたのが、この樹木になったとする伝承があるようです。また、もとは2本あって、それぞれ男スギ、女スギと呼ばれていたが、野宿した者の市失火で、女スギは焼失してしまった。昭和30年頃まで株が残っていたそうです。

スギでは山梨県内最大。

 

❷京ヶ島の夫婦スギ(早川町):県指定天然記念

※早川町京ヶ島

南下した早川が、雨畑川との合流地点を前に大きく蛇行する所。そこが京ヶ島です。夫婦スギの立つ八幡日吉神社は富士見山の裾野をつくる峰の一つと、蛇行地点へ岬のように飛び出た小さな山との鞍部に位置しています。

夫婦スギは正面参道の両側に5mほど離れて向かい合っていて、その下を人が通るため、過去に下枝が処理されたようです。2本とも樹勢はとても良く、いつまでも仲良く、威風を競い合ってほしい物です。樹齢推定350年。最近の新聞によると、遠くから見るとゴジラに見えるとのことです。

 

❸奈良田八幡神社の社叢(早川町):町指定天然記念物

※早川町奈良田766

神社は早川の右岸にあり、社殿のあるところはやや平らですが、後方は急傾斜し、斜面を早川の谷に向けています。神社の入り口から社殿の周辺には、スギ、ヒノキが植えてありますが、大部分はトチノキを主とし、シデ、モミなどを交えた自然林です。社叢の全面にもモミが生え、それが成長して大きいものは、幹位4mを超え、植えたスギ、ヒノキとともに針葉樹林を形成して、後方の傾斜地にはトチノキの大木が多く生え、それにイヌシデ、カエデ類を交え、周囲の樹木と全く異なった外観を呈しています。

この日は小室山妙法寺(あじさい寺)、飯富八幡神社のクスノキ、西の宮のサイカチも見学しました。

 

 

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