緑の相談所 (旧山梨県緑化センター)

第3回  巨樹名木学習講座を開催しました

第3回  巨樹名木学習講座を開催しました

令和8年度「巨樹名木学習講座」の第3回を9月13日(日)に開催しました。

講師の緑の相談所樹木医、角田信夫先生から樹木の特徴・過去の保護対策・現況の樹勢等について指導いただきました。

❶姥のトチノキ(山梨市)

※山梨市牧丘柳平

斜めに立つ太い幹には多数の瘤があり、緑の苔が張り付いている。トチノキ郡の主としての貴禄は十分です。根本右に数段の下り階段があり、その底部で、岩の間から清水が流れ出ています。

かつての道路面は、この清水の高さくらいだったと思われます。当時はもっと下からトチノキを仰ぎみるような状態だったと思われます。道路の反対側にもトチノキが見られます。路肩工事をする際、この木を残すよう、関係者が苦労してくださったことがよく分かります。この道がここを通らなければ、このトチノキに出会うこともなかったと思います。

❷学術参考林 杣口のサワラ林(山梨市)

※山梨市牧丘町柳平

今は県道219号となった杣口林道の道路脇に立つサワラ林。このサワラ林は約10ヘクタールの広さを持つ「杣口山サワラ学術参考林」で、20本ほどのサワラ巨木が密集しているということですが、場所が分かったとしても入山許可がいるようなところなので、県道からの見学になります。

多数の支幹に分かれ、くねくねと曲がった幹。そんな妖しい樹形を浮かび立たせる地表の苔も美しく、まるでサワラ版「幻想の森」。一歩足を踏み入れると、異次元世界の森に迷いこんだような気になります。

❸乙ヶ妻のシダレザクラ(山梨市):市指定天然記念物

※山梨市牧丘町室伏3027番地1

乙ヶ妻のシダレザクラは、根回り4.6メートル、目通り3.8メートル、樹高8.7メートル、枝張りは東西に8.5メートル、南北に8メートルに達する巨大なもので、推定樹齢は約150年~200年ほどであり、1976年(昭和51年)3月30日に、当時の牧丘町によって町の天然記念物に指定されました。今日では合併後の山梨市の天然記念物となっています。なお、このサクラを含めた一帯は同地に在住する個人所有地でありますが、一般に解放されていて、自由に見学することができます。

この日は、市之蔵神明神社のケヤキの叢林、摂社山宮神社のメオトスギ、なども見学しました。

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